クリスペルカーフの革小物について 1

 aic-wallet.JPG

 今週末の15日(金)より、WILDSWANS(ワイルドスワンズ)の革小物に、新しいシリーズが加わります。



 WILDSWANSの革小物で代表的な素材と言えば、やはりベルギー・マシュア社のサドルプルアップレザーが挙げられます。質実剛健、という言葉がピッタリと当てはまる様に、ハリ感と艶があり、堅牢性に非常に優れた牛革です。

 丈夫さだけではなく、使い込んだ後の風合いや色艶も美しく、サドルプルアップレザーをひいきにして下さるお客様を多いのではないか、と思います。

 今週末より新しく加わるシリーズは、そんなサドルプルアップレザーとは趣の異なる魅力に溢れたもので、ドイツ・ペリンガー社の銘革、クリスペルカーフを使用したシリーズです。

P3122933s.jpg

 クリスペルカーフはその名の通り、子牛の革(カーフ)で、サドルプルアップレザーとは違い、「クローム鞣し」で鞣された革です。
 (クローム鞣しについては、過去にブログでご紹介しておりますので、宜しければご参照下さいませ)

 いわゆる「ボックスカーフ」と呼ばれる、カーフレザーの中でもとりわけ表情や艶感が美しく、さらりとした手触りが特徴です。

P3122938s.jpg

 表面を覗き込んでみると、キラキラとした始めの淡い光沢に加え、ごく僅かに水シボと呼ばれる、淡く細かな縞のような型押しの柄が見えています。

 とても上品な面持ちで、ついつい手に取りたくなる革です。 

 柔らかくともハリはあり、同じクローム鞣しのであるシュランケンカーフともまた微妙に異なるしなやかさと軽やかさ、そして豊かな味わいが感じられます。

P3122940s.jpg

 また、クリスペルカーフの面白いところは、「クローム鞣しでありながら、使い込むと風合い、表情が変わる」ということです。

 タンニン鞣しの革のように、劇的に色が変化したり、全く異なる艶が覆うというほどではないものの、確かな変化をクリスペルカーフは見せてくれるので、ボックスカーフでも使い込む愉しみをくれます。


 こちらが、実際に使い込んだ状態のクリスペルカーフです。見た目からして既にツヤが異なり、ヌメっとした潤いを帯びたような柔らかい艶が、表面に生まれます。
 どことなく水シボの模様も、より陰影が美しくつき、迫力が増してくる様に感じます。

 手触りは見た目通りとてもしっとりと、まるで手に吸い付くようで、もちもち柔らかい感触になってきます。この感触の変化は、シュランケンカーフの具合にも共通する面白さかもしれません。
 始めのサラリとした感触とも変わり、より一層魅力的な風合いに成長します。


 この軽やかで上品なクリスペルカーフを、堅牢性や力強さが特徴のサドルプルアップと組み合わせ、カジュアルシーンだけでなく、ビジネスシーンにもより映えるような、スタイリッシュな雰囲気を醸し出します。

P3122944s.jpg

 クリスペルカーフとサドルプルアップ、それぞれの魅力を活かした面白いシリーズとなっており、これまでになかった新型もラインナップされます。

 発売は15日(金)からとなっておりますので、順次ラインナップをご紹介して参ります。



 続きます。


Calendar

Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728    
<< February 2017 >>

Information

categories

Archives

search this site.

Facebook

mobile

qrcode