お花見シーズン到来/音楽を愉しむ・2017年4月

待ちに待ったお花見シーズンの到来です。

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東京では3月21日に全国トップで桜の開花宣言が出されましたが、その後は春の陽気がつづかず、なかなか満開となってくれませんでした。

先日3月の終わりに、都内の桜の名所井の頭公園に行ってきましたが、上野公園が五分〜七分咲きだったにもかかわらず、こちらはまだ咲き始めたばかりのほぼつぼみ状態で拍子抜けしてしまいました。

その後桜を求めて都心の方に移動してみますと、東京23区の西部でほとんど咲いていなかった桜が東に行くにつれて五分、七分とどんどん増えていき、日本橋のあたりではすでに見頃となっていました。

同じソメイヨシノで東京23区の端、距離にして20キロほどの違いでこれほどまでに差があるということにビックリしました。

普段の気温が都心と比べて1〜2度くらいの違いがあると思いますが、桜にはこの差が大きいようです。

ようやく都内は各所で満開近くなってきましたが、もし見逃してしまったという方は23区西部、多摩地方へ足をのばしてみてください。

都心で葉桜となってしまっても西部では4月中旬頃までは楽しめるのではないかと思います。

さて今年はゆっくりの春の訪れとなりましたので、音楽もゆっくりと衣替えしていきたい気分です。

そこで今回は遠くの方からスローペースで春の足音が近づいてくるような雰囲気の音楽を紹介したいと思います。

 

 

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Kings of Convenience / Declaration of Dependence (2009年)

こちらは1999年に結成されたノルウェーのベルゲン出身のアコースティックデュオによる3作目のアルバムです。

FMラジオでたまたま流れてきたアルバム2曲目「Mrs.Cold」という曲を聴いた瞬間、アコースティックギターの音色にやられてしまい、なんて心が安らぐ美しい音楽なんだ!と心を奪われたのが初めての出会いでした。

静寂の中から生まれてくる温もりのあるアコースティックサウンドは日に日に少しずつあたたかくなる春の季節にぴったりです。

そしてノルウェー・ベルゲン出身と知った時には驚きとともに親近感がわきました。

僕は子供の頃から世界地図を眺めるのが好きで、大人になったらここにも行ってみたい、あそこにも行ってみたいと夢見てきました。

もちろん北欧もそのうちのひとつで、地形から建物、音楽まで色々なものに興味を持ちました。

親近感がわいたのはそのなかでもベルゲンというノルウェー第2の都市が海と山に囲まれた美しい街で、フロイエン山から見下ろす町並みを初めて写真で見たときに心を奪われてしまい印象に残っていたからかもしれません。

頭の中で美しい町並みと美しい音楽を重ね、いつか旅してみたいと思い続けています。

ただ現実にもどると、このノルウェーという国は世界一物価の高い国で、飲食店でビールを一杯頼むと1500円〜2000円ともいわれています。

数日いるだけでそうとうな出費を覚悟しないといけないので、まだまだもっと仕事を頑張って稼いでから、のんびり滞在するのが良いかなと思っています。

 

 

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Durutti Column / LC (1981年)

こちらのドゥルッティ・コラムは大好きで以前にも「Keep Breathing」という2006年のアルバムを紹介したことがあります。

一度取り上げたミュージシャンはなるべく避けようと思っていましたが、春になるとどうしてもこの浮遊感のある耳触りの良いギターの音色に体をあずけたくなってしまうので、我慢しきれず2度目の紹介となってしまいました。

このLCというアルバムはセカンドアルバムで、ファーストアルバム「The Return of the Durutti Column」とともに最も人気のあるアルバムです。

実は先日このLCが4年前にリマスター&シングル曲等を追加収録した2枚組デラックスエディションとして再発されていたことに気づいて買い直しました。

以前のCDと比較して格段に音が良くなっており、別次元へのトリップ、宙に浮いているかのような感覚がより増してとにかく気持ちが良いのです。

静寂の中からふっと沸き上がったなんだかわからない幸福感に包まれているような感じです。

僕は街が寝静まった頃に聴くのが好きなのですが、心と体のコンディションが不調になりやすいこの時期、そんな時でも聴き始めるとすぐにリラックスでき、心地よい眠りへと誘導してくれます。

 

 

 

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Gigi Masin / Wind (1986年)

最後に紹介のこちらはジジ・マシンというイタリア・ヴェネチアのカルト的人気を誇るアンビエントミュージックのプロデューサーの幻の名盤といわれるアルバムです。

ヒップホップシーンにおいてメロウで心に染みる素晴らしい曲をたくさん世に送り出してくれたトラックメーカーNujabesが、「Clouds」という曲をサンプリングソースにしたということが名前を知るきっかけでした。

この「Wind」というアルバムはオリジナル盤では「Clouds」は未収録でしたが、昨年世界初CD化にともない最新のライブバージョンが追加収録され、ようやく一般的に聴く事ができるようになりました。

正直なところ本人についてはよく知らないのですが、音はCDの帯に大きく書かれているチルアウト・メロウ・ピアノ・アンビエントの最高峰という言葉のとおりです。

ここまではよくありがちと思ってしまうかもしれませんが、このアルバムは実際に聴くと実に不思議な力をもっており、先日どん底の気分の時に聴いていたのですが、信じられないくらいにサウンドにのめり込んでしまい、抱えていた悩みがどうでもよくなってしまいました。

 

季節の変わり目、特に新年度、新生活がスタートする春は辛い事も多いかと思います。

そんな時に聴いていただくときっと力になってくれるのではないかと思います。

以上2017年春におすすめの3枚でした。

 

次回は新緑シーズンの到来です。

どこかに遠出したくなるような心が躍る音楽を紹介できればと思っております。



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