満寿屋のノート・MONOKAKI(物書き)について 5

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MONOKAKIノートに新サイズが登場致しました。
満寿屋と言えば、万年筆を愛する方々であれば知らぬものはいないと言われるほど歴史と実績のある老舗の紙屋です。
満寿屋の製造する原稿用紙は、明治15年の創業から現在に至るまで実に100年以上も名立たる作家や文豪、また著名人に愛されており、書くことを生業とした方々や執筆作業に熟達された方々が認めた、正にプロ仕様の原稿用紙です。



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原稿用紙に使用されているクリーム紙と呼ばれるオリジナルの紙は万年筆での筆記に適した紙として開発されているため、書き味は勿論の事、滲みや裏抜けが極めて少ないことに加えて、独特のクリーム色は照り返しによる眼への負担を軽減する効果まで備えています。
また、ボールペンや鉛筆を使用しても滑らかな書き心地を愉しむことが出来るので、様々なニーズに高いレベルで応えてくれる原稿用紙として広く使用されております。


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そんなクリーム紙をより手軽に、日常使いで愉しめるよう、ノートという形で生み出されたのがMONOKAKIです。
とは言えただ原稿用紙をまとめたような単純なものではなく、何と開発に5年もの歳月を費やし、じっくり丁寧に作りこまれております。
満寿屋さんの製品にかける並々ならぬ情熱や探求心、MONOKAKIのクオリティの高さを肌で感じられるノートですので、私共としても自信を持ってお勧めできるノートです。
元々C.O.U.ではこのMONOKAKIのA5判(罫線/無地)とB6判(罫線/無地)のお取扱いをしており、ノートカバーのOWL-B6やOWL-B5等のリフィルにもMONOKAKIが標準装備されています。
この度新たにA6判が発売となりましたので、早速C.O.U.各店でもお取扱いを開始致します。



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糸縢り綴じノート MONOKAKI   A6判:8mmグレー罫線/918円、無地/864円

従来のMONOKAKIよりも一回りコンパクトな、ジャケットのポケットにもスッと収納することが出来る携帯性が魅力のサイズでの登場です。



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表紙には江戸時代より続く老舗、杉原商店の越前和紙・羽二重紙が使用されております。
和紙と言えばゴワゴワと硬い手触りのイメージが思い浮かびそうですが、この羽二重紙は絹織物の羽二重を思わせるような滑らかな手触りと、しっかりとした張りを持った紙です。



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表紙を近くで見てみますと原料の楮(こうぞ)繊維の結束が、まるで柄のように浮かび上がっていることに気付きます。
和紙の華と呼ばれるこの柄は、罫線タイプには淡い群青色、無地タイプには淡い朱色とそれぞれ色が変えられており、まるで舞い散る花弁のように繊細に表紙を彩っています。
また、表紙にあしらわれた切り絵の飾り額もデザインが変えられております。



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罫線タイプの表紙は金魚鉢や鉛筆、ランプ等が並び・・・



DSC_2199.JPG無地タイプの方にはインクボトル、筆、コーヒーカップなど、賑やかで見ているだけで楽しくなって参りますね。
このデザインは切り絵作家の高木亮氏による切り絵を用いており、クラシックさとモダンさとが同居する温かみのあるデザインが、MONOKAKIのイメージにぴったりと重なっています。



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表紙をめくると、見返しと呼ばれる厚手の紙が現れます。
ノートカバーを使用することを予め想定して設けられたこの見返しは、カバーによる段差が書き心地に影響を与えないよう、下敷きのような役割を果たします。
この見返しも色が変えられており、罫線タイプにはダークブルー、無地タイプにはワインレッドの見返しがそれぞれ設けられております。



DSC_2188.JPG本文の紙には原稿用紙にも使用されているオリジナルのクリーム紙が使われておりますので、原稿用紙と変わらぬ書き心地を堪能することが出来ます。
今回のA6サイズの罫線は8mm幅を採用しております。
従来のモデル(A5やB6サイズ)では罫線が9mm幅でしたので、1mm分細い罫線の幅となっております。
8mmでも罫線としては太い部類ですので、今まで通り快適にお使い頂けそうです。



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MONOKAKIは全モデル共通して160ページの設定となっておりますが、画像でご覧頂いておりますように、16枚毎の10束が集合して1冊のノートに製本されており、一般的なノートと比較しても非常に細かく分けられていることが分かります。
これほど細かい束に分けられているため、どのページを開いてもまるで中央のページを開いた時のような開きやすさで使用することが出来ます。細かいポイントではありますが、使用する際には非常に快適に感じる点であり、満寿屋さんの使いやすさに対する探求心には本当に頭が下がります。

素敵なデザインの表紙が隠れてしまうのが惜しい気も致しますが、ブックカバーの使用もお勧めです。しっかりとノートを保護すると共に、お気に入りのカバーを掛けて使用すれば使う楽しみも倍増致します。
A6サイズのノートカバーとしては、マルチカバーA6やSUITED-Mのご用意がございます。 SUITED-Mは本来文庫本カバーとして製作されておりますが、A6サイズは文庫本サイズと非常に近い為、SUITED-Mをカバーとしてお使い頂けます。

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スタッフは早速文庫本をMONOKAKIに差し替えて使用しており、 SUITED-Mペンホルダー1(M)ショートを併用し、ジャケットのポケットに収納可能な筆記具として活用しています。



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こちらは落ち着いた紫色が魅力的な京都スフマートのSUITED-Mです。
SUITED-Mはスフマートを始めこれまで様々な素材を用いて製作されており、人気の高いアイテムの1つですので、複数お持ちの方は気分に合わせて、また複数のノートを色違いで使用するなど、カバーの使い分けや着せ替えもお楽しみ頂けます。



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こちらの画像は満寿屋の5代目の川口さんが実際にお使いになられているもので、約2年ご使用されているSUITED(M)の中にMONOKAKIノートが収められております。
内側には万年筆で書かれた手書きのカレンダーやスケジュールが書き込まれており、手書きの良さを凝縮したような趣のある手帳です。(満寿屋さんのブログもどうぞご参照くださいませ。)
革のエイジングも風格が増していて、とても素敵ですね。




上質な書き味や使いやすさはそのままに、一回り小さくなって携帯性が向上したMONOKAKI A6サイズ(罫線/無地)はC.O.U.銀座店、C.O.U.京都店、C.O.U.オンラインショップの各店舗にて発売中です。
ご興味をお持ちのお客様は、是非とも極上の書き心地をご堪能下さいませ。

 


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