C.O.U銀座店6周年記念・ミネルバボックスシリーズについて 1

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銀座店6周年記念企画、最初にご紹介させていただきますのはミネルバボックスの新色を使用したシリーズです。
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1967年に創業したバダラッシ・カルロ社は、イタリア古来の伝統的な革鞣し技法であるバケッタ製法を現代に蘇らせたことで有名なタンナーです。 
植物性タンニンを用いてじっくりと鞣した革に、牛脚油と呼ばれる牛の脛の骨や無蹄骨から抽出したオイルを更に時間をかけながらゆっくりと加脂するという、手間を惜しむことなく伝統を守り続ける革作りを貫いています。 
そんな忍耐強さと勤勉さの結晶のようなミネルバボックスは、手間と時間をかけた分オイルが抜けにくく、また経年変化の度合いとそのスピードが劇的だという特徴があります。 
使い込む程に刻一刻と色は深まると共にシボのある表面には光沢を帯びて行き、その表情を豊かに変化させていく様はまるで生き物のようで、革を育てるという悦びを存分に味わって頂くことが出来る皮革です。 
WILDSWANS(ワイルドスワンズ)の革小物や鞄の素材としても実に様々なアイテムに使用されているミネルバボックスですが、C.O.U.銀座店の6周年記念企画では新色の「オルモ」で製作したアイテムをご紹介致します。



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先日弊社スタッフがバダラッシ・カルロ社のクリエイションの要であるシモーネ氏とお会いする機会があり、皮革に関する色々なお話を聞かせて頂きました。 
その際に、数あるバダラッシ・カルロ社の皮革のカラーの中で、氏の一番お好きなカラーは何色でしょうかと伺ったところ、オルモであると仰っておりました。 
シモーネ氏もお気に入りのカラーであるオルモ、その色味についてご説明させて頂きます。



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一見するとコニャックを思わせるような明るい印象のカラーです。そこで実際にコニャックとオルモを並べて比較してみます。



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左がコニャック、右がオルモです。
こうして実際に並べてみますと明確に色味に差があることが分かります。
コニャックがライトブラウン系の色味であるのに対し、オルモはオレンジ色に近く、コニャックよりも更に1トーン明るい発色です。
ご覧頂いたように未使用の状態での発色や風合いは非常に魅力的でありますが、同時に気になるのはやはり、使い込むことでどのような変化をして行くのかということですね。



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こちらはスタッフが1ヶ月余りの間、手で触れたり乾拭きを施したりしながらエイジングを進めたミネルバボックス・オルモのサンプルになります。 
短期間ではあるものの、色味はグッと深まりました。 
単に色が濃くなったというよりは黄色味が落ち着いた代わりに、赤味が際立ったような印象を受けます。
シボ感も僅かに落ち着き、光沢が出始めているようです。 
もちろんこの先も更に光沢が出て色の深まり等は進んで参りますので、革好きな方には非常にエイジングが楽しみなカラーです。 
他カラーのミネルバボックスにも負けない魅力的なエイジングが期待できるオルモのラインナップは以下の8種となります。 


【イタリア・バダラッシーカルロ社製 ミネルバボックス革小物シリーズ  (カラー:オルモ)】
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ラウンドファスナー長財布 KF-001 59400円(税込) 
ラウンドファスナー中型財布 KF-002 59400円(税込) 
ミニ財布 KF-003 25920円(税込) 
パスケース KF-005 19440円(税込) 
多機能コインケース TONGUE 16,200円(税込) 
1本挿しペンケース PAB機15120円(税込) 
新型B6サイズノートカバー AVENIR 19440円(税込) 
文庫本サイズブックカバー SUITED-M 10800円(税込) 



それでは1つずつ順番にご紹介させて頂きます。
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ラウンドファスナー長財布 KF-001 59400円(税込)

WILDSWANSと革小物・鞄ブランドCORBO(コルボ)のチーフデザイナー・クリエイティブディレクターである古瀬聡氏(Satoru Furuse)とのコラボレーション企画であるWalkersシリーズからは全4アイテムが登場しております。



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定番アイテムとしてのWalkersシリーズはサドルプルアップで製作されておりますが、華やかなオルモの色味によってカジュアルなテイストが加わった印象です。 
とは言え、内装までぎっしりと革を使用しているKF-001ですので、持ち上げた時に伝わってくるずっしりとした重量からは、やはり只者ではない存在感を感じます。



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ラウンドファスナー式のお財布の顔であるファスナーには、優れた耐久性を誇るYKKのインジェクションファスナーを採用しております。 
通常のファスナーとは異なり、務歯(ファスナーの歯)をファスナー台布に直接射出して溶着させることでしっかりと取り付けられております。



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また、務歯自体も一般的なファスナーのそれとは大きく異なり、この形状が抜群の耐久性を支える要素となっております。 
務歯そのものが太く頑強に作られていることは勿論ですが、それぞれの務歯の外側に薄い羽根のような金属面(ヒレ)が飛び出しており・・・



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この構造により、開閉の際に稼働するスライダーはこのヒレの上を滑って行くことになります。 
つまり、台布と直接触れることが一般的なファスナーに比べて極端に少なくなり、ファスナー破損において最も多いケースである台布の破れを防止することで耐久性を向上させているという訳です。 
また、今回の特別製作品では本金メッキを施したインジェクションファスナーを採用しております。
ファスナーテープ(台布、生地)部分に直接合金を射出し、まるで溶着させるかのようにしっかりと強く務歯(ギザギザの細かい部分)を取り付けるという特殊な製造方法で作られるインジェクションファスナーは、ファスナーテープへの負担を極力抑えるファスナーでもあります。 
今回はその丈夫なファスナーの合金の上に本金メッキを施したことで、見栄えが一層迫力を増したのは勿論のこと、何よりもスライダーの滑りが通常のインジェクションファスナーよりもスムーズになっております。
それでも摩擦抵抗はややお感じになられるかと思いますが、使い込む毎に少しずつ研磨されることで、数か月後にはまるで別物と思われるような滑らかさに馴染んで参ります。



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ロゴ入りのオリジナルの引き手は、金属磨き仕上げの後に微細なガラスの粒子を吹き付けているためマットな風合いです。 
使い込むにつれて表面は研磨され、内側から本来のギラリとしたシルバーの地が覗いてくるようになっておりますので、革と共にエイジングをお楽しみ頂けます。



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内装にはサドルプルアップのチョコレート色を使用しており、収納部は外見の豪快さとは打って変わり、非常に細かく機能的です。 
札室としての大部屋が3箇所、それを仕切るようにマチ無しの小部屋とファスナー式のコインポケットが配されております。 
コインポケットのファスナーはYKKのエクセラファスナーが使用されておりますので、スムーズな開閉を堪能して頂けます。




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また、両端にはそれぞれ6段のカード段とその裏側にはマチ無しの小部屋が設けられており、ご自分ならではのバリエーションに富んだ仕分けをしながらお使い頂くことが出来ます。 

豪快で迫力のある外観と、豊富な収納量を備えたラウンドファスナー財布、KF-001のご紹介をさせて頂きました。



続いて2つ目のアイテムです。
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ラウンドファスナー中型財布 KF-002 59400円(税込)



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画像上側がKF-001、下側がKF-002です。 
KF-002の外装の仕様はサイズを除いてはKF-001同様の仕様となり、僅かに短い設計となっております。
約2cmの差で、どことなくコンパクトに印象が変わったように感じますが、やはりKF-001同様に重厚感や存在感は十分に感じさせます。



14.JPGこちらもファスナー部分には耐久性に富むYKKのインジェクションファスナーを使用しております。



155.jpg外観はKF-001に非常によく似ておりますが、内装は大きく異なり、「KF-002らしさ」は内装に最もよく出ていると言えます。



DSC_0887.JPGメインの札室はマチにより大きく開きます。
札室の両端にはマチ無しポケットとファスナー式コインポケットが設けられ、エクセラファスナーによるコインポケットの外側には更にマチ無しのポケットが付属しております。



16.jpg7段のカード段とマチ無しのポケットが配されたパーツは本のページのようにパタパタと稼働することにより出し入れがスムーズに行えます。



17.JPGそして非常に特徴的なこの部分、下段は縫い留められて折らず、革のベルトのように端から端へ渡されております。 
そのため、他のポケットには収まらないような大きめなチケットやパスポートなど、様々なものを収めることが出来ます。 

ベーシックな内装のKF-001とは異なり、このようにKF-002は個性的な収納スペースを備え、アイディア一つで実に様々な使い方をして頂けるラウンドファスナー財布となっております。







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